気が付くと全然見かけなくなったモノ、というのが古道具の世界にはあるのですが
このランプ、GRAS(「グラ」と読みます)もその一つ。
20世紀初頭、ル・コルビジェもシャルロット・ペリアンもアイリーン・グレイもその機能美に
惚れ込んで、その建築の中や自身のアトリエなどで使っていたもの。
そろそろ1世紀が経とうとしている訳ですから、まあモノがないのもうなずける話というもの。
しかも、アトリエでがしがしとロバのように働いていたわけですから、塗装のはげ、キズ、
そんなものもまた誇らしげに見えてくる働くランプでありましょう(Rudi調)。
今日は2ヵ月半ぶりのヴァンヴ復帰戦。「紙箱」と「布」の土曜でした。
明日は郊外へ行ってみます。
おかげさまで
ランキングふたたび勢いよく上がっています。どうもありがとう。
宮脇モダンHP http://miyawaki.biz
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