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手書きの楽譜 1800年代
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どことなくスキー場の昼どきの食堂を思い起こさせるような、天気の良い穏やかな日曜日、
やっぱり蚤の市は面白いなあと一人ほくそえんでしまったこの楽譜との出会い。
19世紀の前半のものであるらしい。見るばかりでなく、どんな曲なのか、実際に弾いて
みないにしても、おおよそでも掴めればよいのだけれど。

不思議なかたちをした記号が五本の線の上に無秩序に並んでいる楽譜というものに
心を強く惹かれるのは、僕がまるで楽器を弾くことのできないことにあるいは関係があるの
かもしれない。『憧憬』という要因がそこに加わるからだ。

三十の手習いと言えるうちに、今年こそはギターを学んでみたいなと思う。
by pointcinq | 2007-01-15 02:05 | 品物の紹介 | Comments(2)
Commented by AoimikanM at 2007-01-15 20:06
こんにちは。久々にコメントをしております。
いつ見ても味わいのあるお写真や古物を楽しく拝見させて頂いてます。

この古い楽譜、なんだかお部屋の壁に飾りたい衝動に駆られますね。
私も稚拙ながら昔はピアノを弾いていたので、画面からこぼれてくるような音の優しさにしばし見入っていました。
多分、、、多分ですが管楽器のための楽譜なのでしょうね。
偶然に蚤の市で見つけた楽譜の音を再現させてあげたら……
作者もこの音符達も喜んでくれそうですね。
では、また素敵な古物との出逢いを覗きに来ます。
*ねね
Commented by pointcinq at 2007-01-15 22:18
neneさま、こんにちは。
譜の読める方に一度弾いていただきたいな、という思いは依然消えません。
自分の仕事が世に残るという仕事は素晴らしいものでしょうね。
僕はそれを作り出す側でなく、拾えることのできる人になりたいと思っています。



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