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骨のスプーン  -1700年代オランダ-
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寒い、あまりにも急に寒くなったので今日は部屋からほとんど一歩も出ずに仕事を
することに。窓から見える空も暗い。これが本来のパリの冬。身を切るようなこの鋭利な
寒さを日本にいるときは恋しく思ったものの、実際にこれが毎日3月まで続くかと思うと、
やはり、長い。

寒い夜はやはり何かあたたかいものを、というのが理想。先日も書きましたが、日本滞在の
後遺症的でもある和食中心の生活に、冬は最高の季節なのだ。
鍋物、汁物かかってこい。ありがたいことに焼酎のお湯割りだってできるのだ。
頻繁に日本に帰る者ならでは、パリの日本人が涙する夢の和食生活。ちと大げさか。

先日、鍋を囲んだ際にあればよかったなと思ったのがこの骨のスプーン。
スプーンより匙(さじ)と呼ぶにふさわしい、18世紀のオランダ、動物の骨から作られたもの。

これですり胡麻をすくいたかったな。


売約済み
by pointcinq | 2007-01-25 23:38 | 品物の紹介 | Comments(0)


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