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さよならグラス
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PCの様子がおかしい。亀のように動作が遅く、とても仕事にならない。
iPod購入を機にiTunesをインストールしたあたりからなのだけれど、いまだ解決の
糸口すら見つからず途方にくれる今日一日。自分の生活がいかにPCとインターネットに
依存したものであるかが、こういうときによくわかる。
誰か、助けに来てくれないかなあ。

ディスクのクリーンアップとデフラグを実行中にウィスキーをちびりと飲る。
今度の東京にお土産とお祝いを兼ねて友人にプレゼントするこのグラス、
19世紀の北フランスのグラスで、オールドファッションドグラスよりひと回り小振りという
とても珍しいサイズ。ストレート、もしくは少し加水したウィスキーにはたまらない相性のよさ。
手のひらにすっとおさまる。

「あげるよ」と言ってしまったその一言を撤回したくなるほど良いグラスだと思う。
もちろん、撤回はしませんが。

オトコミヤワキに二言はありませんぜ。また、買うさ。


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by pointcinq | 2006-10-31 23:57 | Comments(0)
釣りについて
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釣りと古道具探しには似ているところがあるかもしれない。

夜討ち朝駆け、朝マズメに夕マズメは当たり前で考えうるあらゆる仕掛けを練り
獲物を狙おうとするあたりは涙が出るほど。
雨の暗い早朝にこっそりと、嬉々としてベッドを抜け出すなんて釣師か骨董屋しか
たぶんいない、たぶん。

雨の日のそれは釣れればしてやったり、釣れなければそれこそ雨に濡れた野良犬の
ような有様で帰途に着く羽目になる。今朝の買い付けはまあどちらかといえば後者に
近い。ただひとつ、良い買い物ができたのは写真のブツ。

鉛筆の芯を尖らせるための道具。一応、ペンシルシャープナーと呼べるはず。
これがなかったら今日はほぼボーズで終わるところだった。

あなたがもし、
一刻幸せになりたかったら酒を飲みなさい。
三日間幸せになりたかったら結婚しなさい。
一週間幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。
一生幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。
                             (中国の古い諺より)


結婚だけ、したことないなあ。


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by pointcinq | 2006-10-29 21:53 | 品物の紹介 | Comments(2)
Presentoir  ディスプレイ台
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パリの街角をそれらしく歩いていると、時にはっとするほど美しくディスプレイされた
ショウウィンドウに出会うことがありますが、そういったエスプリの効いたウィンドウでは
もうほぼ見かけることのなくなったディスプレイ用の台、小物たち。
そのかわり、洒落た骨董屋が手に入れてしまうと、店使いにしてしまいなかなか売ってくれ
なくなる。まあ、どちらにしてもあんまり手に入らないのディスプレイ関連の小物なのです。
クリニャンクールにはその専門店(もちろん古いもの)もあるのですが、勉強と冷やかしに
しか行けない値段設定、買えません。

たまたま知り合いの業者が持っていたもののうち、感じの良いものを10個抜き取って
綺麗にしたもの。先端がクリップになっているこのタイプを目にするのは初めて。
あるだけ全部買ってもよかったと少し後悔を残したアイテムだった。

以前、手に入れたのはこういうタイプ

今日もイヤリング用のいいものを見つけたのだが、「彼女に」という友達に譲ってしまった。
また、見つけるさ。



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by pointcinq | 2006-10-29 05:42 | 品物の紹介 | Comments(0)
Atelier Lamp GRAS (WOOD BASE) c.1910
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別に怠けていたわけではございませんが、ちょっと久しぶりの更新。
ということで今回はとっておきの珍しいランプを一発。

以前にも紹介したことがあるので詳しい説明は省くとして「ウッドの三角ベース」。
これだけで黙る人は黙ってしまう逸品なのですね。
僕自身、いままでに三度しか見た事がないのである。南仏の骨董屋で(恐ろしい値段が
ついていた)一度、あとはパリの本屋さん(非売品)と骨董屋で、それだけ。

どこのアトリエで誰のどんな仕事を見て100年間、この姿で今に残ってきたのかを
考えると、しみじみウィスキーでも飲りたくなってしまう。
手に入った瞬間に売れてしまい、僕の手元にあるのはあと2週間ほどしかないので
それまでに少し、楽しませていただこうと思う。

買っていただく方の了承を得て、貴重な資料としてブログに掲載させていただきました。


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by pointcinq | 2006-10-27 05:34 | 品物の紹介 | Comments(0)
ガラスの本 "le Verre"
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先週、パリ16区のパルク・ド・プランスというサッカー競技場(PSGの本拠地)で行われた
ブロカント、こちらで買ってきたのがこのガラスの本。
このアムステルダムで、ある業者に教えてもらい探していたものがまさにこれ。
18世紀から20世紀までのさまざまなグラス、ガラス類の日常使いでの姿がとても美しい。

うちに帰ってからじっくり見て、もう一度引き返して残りの5冊を全部買ってきた。
今度の大江戸骨董市で販売する予定。予約希望の方はメールでお問い合わせを。
ありがとうございます、完売しました。

ガラスについて、勉強できる一冊です。フランス語も。本のHPはこちら

風邪っぴきなので今夜はこのあたりで、失礼。


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by pointcinq | 2006-10-20 01:47 | 品物の紹介 | Comments(1)
100年前のトランプ
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三歩進むとすぐに都合の悪いことを忘れてしまうという、鳩のように都合の良い性質でありまして、病に倒れたこともすぐに忘却の彼方へ。風邪で寝込んだことなんて高校生のときくらいしか覚えがない、なんてよく断言しているようであります。
実際のところ、年に一度くらいは「横になる」程度(本人比)の風邪をひくことがある様子。ただ不幸なことに、これが二日酔いとよく似た症状をおこすから性質が悪い。まず、頭が痛い、ふらふらする、とにかく眠りたい、体がだるい、食欲がない、くしゃみがでる。ま、骨の髄まで風邪をひいた時だって食欲は落ちないのだから、それを判断基準とすれば簡単にわかりそうなものなのだけれど、その時にはなかなかわからないものなのだ。

昨日はさらに運の悪いことにその両方に苦しめられる。どちらかというと風邪のほうがひどかったのだと思うのだけれど、翌日の今日、こうも調子がよくなってしまうとそれもどうだか怪しい。

昨日の日曜日、ふらふらとしながらも掘り出したトランプの山、ほこりだかカビだかなんだかわからないものにまみれていたのを一枚一枚綺麗に仕上げた。
トランプは14世紀ごろ東洋から西洋に入ったものらしいが、これは20世紀初めのもの。
歴史の中ではかなり新しいほうに入るのだけれど、それでも100年経っているのだから面白い。実際にこれで遊んでみるとわかるのだけれど、数字が入っていないのでなかなか数が頭に入らない。それがこの時代のトランプのよさなんですがね。
個人的にクローバーのとぼけたような形が好きです。


追伸・やはりトリュフのオイルはなんだかんだ言われ返品できず。
    オムレツやパスタに、自分で楽しむとしますか。
    あなたの好きな「黒トリュフのオイル」を使ったレシピも募集中。


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by pointcinq | 2006-10-16 04:34 | 品物の紹介 | Comments(0)
イカネバの娘

夏を日本で過ごし、つい先日パリに戻ってきたと思ったら、あと1ヶ月でまた日本だという。
こうなるともう他人事のようだけれど紛れもない自分のお話。
一昨日、飛行機の切符を買ってきた。しかし高いよなあ。それでも新幹線で名古屋から
東京に行くと往復で2万円かかるんだから、距離のことを考えるとそうでもないのかなと
納得しそうで恐ろしい。

だがしかしだ、JALを使ってきた一番大きな理由である「JAL別送品サービス」が
つい先月末まで終了したという。電話で確認したのだから間違いない。
「親方日の丸」の上にあぐらをかき、サービスを低下させ、安全の確認を怠り、
最近は夜に腹が減ってもおにぎりさえもくれないあのJALがだ、その上に別送品サービス
をやめただと?

パッキングして持っていくだけになっていた25kgのパッキン2つを前に呆然と立ち尽くし
それから立ち直るまでに数時間を要したわけなのだ。

と、思ったらつかの間、友人に頼まれて数軒を梯子して2種類買ってきた白トリュフの
オイル、こいつがどうも黒トリュフのオイルだということに気が付く。
白だよね、ビアンコ?って2回確認したでないか。それが裏にNero(イタリア語で黒)
って書いてあるのはどういうことだ。

まったくこのイタリア人め、口から先に生まれてきよってからに。しかも、しかもだ、
空気よりも軽いこのパリジャンの中で育っているのだから性質が悪い。

絶対返品してやるのだ。でも、「ひょっとして白って言ったかもしれないけど、
たぶんそれは僕じゃなくてね、でもまあここには黒って書いてあるね、確かに。
まあ、黒も悪くないよ、うん、試してみれば?」なんて言うんだよ、やつらは。
そいで僕、「そうね、それも悪くないかも」なんて言っちゃうんだな、これが。

世の中、物事はうまくいかないものだ。特にパリではね。
今夜はちょっと寝つきが悪い予感。明日はヴァンヴにイカネバの娘なのにだ。


追伸・最近、駄洒落に凝っています。お付き合いください。
   

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by pointcinq | 2006-10-14 05:38 | 日々の暮らしから | Comments(6)
表紙の綺麗な古本 
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北方遠征キャラバン隊を終え、土曜の夜にパリに戻ったもののハリーズバーで
しっかり飲んでしまった翌日のヴァンヴ、出会う業者みんなに「昨日飲んだでしょ」と
突っ込まれるほど酒臭い日曜の朝。おまけに金もない。

あんまりやる気がないのだけれど、やはりマイホームグラウンドに戻ってきたなという
安心感でいっぱい。ここなら道にも迷わないし。
金がないと言っているのに顔見知りの業者がいいものを持ってきていたりするので
あたふたしながら結局それらを全部買ってしまったわけなのだが、その荷物を両手に
抱えている上から最後に買ったのがこの古本。
カヴァーの色とページの質感が素晴らしく良い。開けば1820年代の演劇の台本の
ようなものだった。

帳簿用に写真を撮っていたら横で見ていた吉田昌太郎氏がそのカメラを奪い取り
切り取ったアングル。さすが、さすが。

表紙の綺麗な色はまた骨董市で。
そうそう、11月19日の大江戸骨董市に出店することになりそうです。
そのあとは神宮のロワゾーブロカンテさんで1週間の展示会を予定しています。
そのまま12月も大江戸骨董市に出店です。今回も長い東京ステイになりそうです。
詳しいことはまた。


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by pointcinq | 2006-10-11 09:09 | 品物の紹介 | Comments(0)
古い楽譜の山 ~ブリュッセル
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ブリュッセルの宿はこの3泊のなかで一番安い宿だったけれど最高のパフォーマンスを
みせてくれたホテルだった。高い天井に大きな窓、清潔なリネン、タオル、程よい硬さの
マットレス、うーん、どうしてこんなに割引があったのだろう。当日、東欧からと思われる
ものすごい田舎ものの団体と重なったことも関係があるのかもしれない。
「お詫び価格」とかね。

先回の北方遠征では、雨と雹に打たれながらもここで大当たりを引いた我々キャラバン隊
であったのだが、今回はそれがいかに幸運であったかを思い知らされることになった。
トランシーバーで再三連絡を取り合うものの「厳しいです」「僕はもうだめです」と冴えない
お返事ばかり。それにしてもこの蚤の市はどうなってしまったというのだ。売っているのは
全員アラブ人だ。朝の早いうち、まだお客もまばらな頃の会話を聞いていると、自分は
ひょっとしてモロッコに来てしまったのかと錯覚してしまうほど。
そんな兄さん方とひどいやり取りをして手に入れたのがこの楽譜の山。後味悪かったな。

骨董通りの最後の最後でおっ、と思う店がありそこでなんとか機嫌を戻した我々でした。
ベルギー最後ということで山盛りのムール貝と同じく山盛りのはずだったフレンチフライで
(実際、芋は大したことなかった)ベルギーを〆て一路パリへと戻っていくのでした。

その夜も日本からのお客さんとアポあり、ハリーズバーでシャンパンを頂いてかなり
酔いました。お疲れ様でした。


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by pointcinq | 2006-10-09 02:37 | 品物の紹介 | Comments(0)
磁器の錘 ~アントワープ
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翌日はロッテルダムの港に浮かぶ"フローティングホテル"なる不思議な東洋風の宿に
宿泊。なんだか不思議なホテルでした。夜中に僕が隣の布団まで取ってしまったらしく
朝になると昌太郎くんがソファで寝ていた。ごめん。朝起きたら隣にいるべき人がいない、
というなんだか遠い昔の出来事を思い出すような状況で迎えた朝だったけれど、
さすがによく眠れたのだろう、疲れがない。そういえば昨夜はRudiマッサージもあったね。
ふたりともありがとう。

朝もう一度デルフトによってのんびりとコーヒーを飲みながら骨董屋の開店を待つ。
昨日食べたニシン(ハーリング)をもう一度食べようと思ったのだが、新教会前の市場は
今日はオヤスミ。デルフトの用が済むとオランダをあとにしてベルギー・アントワープへ。

幸い天候に恵まれ(これはこの季節にしては奇跡的だと思うのだが)気持ちのよい
ドライブ。距離だってたかが知れているし。なんといってもアントワープはもう10回位は
来たことのある慣れた街。いつもの通りをざっと流してささっとブリュッセルに入る予定が
相変わらずこの通りが面白い。何にもないようで何か拾えてしまう。
珍しいメンズの古いトルソー(足の形が素晴らしくよかった)と一緒に買ったのがこの
磁器製の錘のセット。収納する木の器の形、質感とこの磁器の色、それと重さの表記の
文字がすべてバランスよく整った珍しいものだと思う。

ここで時間をとってしまいブリュッセルに着いたのはすっかり日が暮れてからに。
ここでもまた3人ではしゃいでしまった。



【追伸】

今夜はnuit blanche らしい。
秋の満月の夜、みんなで夜っぴいて遊んでしまおうというあれだ。
先ほどから花火の音も聞こえてくる。
だがしかし、だがしかしだ、僕は寝るのだ。今夜は絶対10時には寝る。
どうやら僕はすっかり疲れているらしいのだ。



とことんまで落ちたランキングはふたたび勢いよく上がっています。
どうもありがとう。

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by pointcinq | 2006-10-07 03:45 | 品物の紹介 | Comments(0)