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インディゴに小花の布
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19世紀のベッドカバーをほどいている。インディゴ綿に小花柄、なかなかかわいいでしょう。

ひと針ひと針、気の遠くなるような時間をかけて縫われたものをほどいてしまうのは
なんだか申し訳ない気もするのだけれど、丁寧に仕事をすることで許してもらおう。


日本行きの約1週間前、ということであれこれやることが山積みです。
帰る頃になって、なんだか暖かく湿った空気になってきました。春、ですかね。

来週は日本です。帰国してすぐに伊勢丹で村瀬治兵衛さんの催事がはじまり、大江戸骨董市があって、
そのあと引っ越しと確定申告が問答無用で迫ってきて、その間に京都展の準備あれこれと、ちょっと
旅行に出て、京都展を迎え、奈良にも寄って、そのあいだにも大江戸骨董市か、そうこうしているうちに
目白コレクション、という案配です。考えただけで恐ろしいものがあります。

今は頭を空にしてひとつひとつ鋏を入れてほどく作業。現実を逃避しているようでもあります。
by pointcinq | 2010-02-25 03:01 | 品物の紹介 | Comments(2)
ネウマ譜の本から
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以前にこちらで紹介したことがあったかと思いきや、なかった。
ネウマ譜という四角いおたまじゃくしを使った4線の楽譜で、グレゴリオ聖歌で使われることの
多かったものであります。

この楽譜のちょっと前の頁にこんなものがあるわけです。

1500年代の羊皮紙。

この字体に引き寄せられて、この1枚を購入し、さらにタイポグラフィー・レタリングの本を
2冊購入。文字というものの美しさにはっとした1枚。


このサルは特に関係ありませんが、なんとなくここにおります。
by pointcinq | 2010-02-24 02:25 | 品物の紹介 | Comments(0)
物語のある、モノづくり展  @新宿伊勢丹
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物語のある、モノづくり展

      ___茶箱・茶籠___

        企画:嘉門工藝


■3月3日(水)~16日(火)
■伊勢丹新宿本店5階=和食器

●お茶会=3月6日(土)1時~3時


 日常こそ特別、何でも無い毎日にささやかなお茶を。今年は内田繁氏のご協力を得て、
氏の立札卓を中心に、古今東西、アジアからフランスまで、さまざまな出会いをきっかけに
作り手が見えるモノが集まりました。
 私どもが『こんなものがあったらいい、こうなるともっと楽しくなる』人気作家に働きかけた
オリジナルなもの、茶箱、箱、籠、建水、布もの、盆など単品でもお選びいただくことのできる
貴重な機会です。

出品
【四方切合風炉釜、立札卓】 内田繁  【漆工芸】 村瀬治兵衛
【陶器】 前田正博、今井兵衛、閔泳麒、青木良太、一柳京子、泉田之也 他
【フランス古道具】 宮脇モダン



村瀬治兵衛さんに選んでいただいた古道具がこんなイベントに参加させていただく運びとなりました。
3月に帰国して最初のイベントになります。僕自身、どんな見立てをしていただいたのか、とても楽しみな
イベントです。
たくさんの人気作家さんの中に混じり大変恐縮ですが、海を渡った古物が立派に存在をアピールして
くれるはず、と思っております。どうぞ皆様、お運びくださいませ。
by pointcinq | 2010-02-20 05:22 | お知らせ | Comments(3)
続き
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昨日の続き。

これは皿を飾るもの。サイズ的にデザート皿くらいだろうか、これをまん中にはめて
壁に飾るのだというもの。

この装飾にぴったりとくるのはどんな皿なのかなと、考えても考えてもなかなか
ピンと来ないのです。

むしろ、これはこれで飾るのが正しいのではないかと、思うわけであります。



売約済み
by pointcinq | 2010-02-16 01:16 | Comments(2)
これはなんでしょう
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粉雪舞うヴァンヴの市でおもしろいモノを見つけた。

直径で約30cmほどの鉄製。19世紀に鍛冶屋がトンテンカンテン叩いて作ったもので、
こうして壁にかけて使うものだという。

答えはまた明日。



売約済み
by pointcinq | 2010-02-15 02:03 | 品物の紹介 | Comments(0)
Creil の水差し 1800年代中期
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古いクレイユの水差し。女性的なフォルムに取手の優雅さも、この肌合いも完璧。
ひょっとして蓋があったのかと思わせるのだけれど、これはないままで良いように思う。

少し暗いところで、陰翳を楽しみたい。


売約済み
by pointcinq | 2010-02-12 19:00 | 品物の紹介 | Comments(0)
19世紀のミニチュア 
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高さ20cmほどのこの模型は、建築に使われる資材を引き上げるための装置のミニチュアだと
思われる。こういった機械や装置のミニチュアは19世紀のフランスで流行したのか、単に彼らが
こういったものが好きなのかはわからないが、たまに目にするものではある。

そう、螺旋階段のミニチュアを高級骨董店のウィンドウで目にしたことがあるですしょう。
僕もまた、こういった機械的なものが好きなオリコウサンの1人なのですね。

精巧に作られた取手も歯車も綺麗にくるくると回ります。動きます。どうにも役に立たない小さな
オブジェ、どうして男はこういうものをかくも愛してしまうのだろうね。


今日もパリは雪から雨。冷たいものです。
この時期はどうしても画像が暗くてごめんなさい。
by pointcinq | 2010-02-11 06:10 | 品物の紹介 | Comments(0)
厳寒のパリより
怒涛の出発から1週間、もちろんパリに着いています。そしてそのパリがまた、寒い。
着いた当初は、東京のほうが寒かったな(なんせ、あの雪でしたから)と思ったものの、
じわじわと本来の寒さになり、今朝は-3℃。キンと張り詰めた寒さであります。

日本でかかった風邪が着いてすぐ、よりによって大事な土曜日に完全に悪化し
蚤の市から引き返すという情けない事態。それでも、体と心を騙し騙し、鞭を入れ
日曜日を乗り切りました。

面白いもので、そんな時、結構いいものを見つけたり出来るわけですね。
その精神性の向上からか、風邪も回復傾向、あちこち動くぞというところです。
(気温は下降気味)

今週は市内の骨董屋から。



先日の携帯電話は大方の予想を裏切り、完全復帰いたしました。祝
by pointcinq | 2010-02-09 17:13 | 日々の暮らしから | Comments(0)
雪の夜に
たっぷりと仕事をして、食べて飲んだ帰り道。降るとは聞いていたけれど、よくもまあ
降りおるなあというくらい降っていましたね。真っ白な雪。

地下鉄を降りて雪道を歩いていると、その空気、靴の音、車の音の響き方、冷たい風の匂いとも味とも
わからない味わい、そんなすべてが雪国で育った僕には懐かしく思える。

明日はしんとして気持ちのよい朝だろうな。


なんて思って眠りについたわけですが、起きてみればすでに10時も回り、イメージの
朝とは少し違うし、だいたい今日は出発前日でやることが忙しくてそれどころじゃない。

毎回のことなんだけれど、出発の準備は苦手です。


先の話ですが、
3月に帰国したら、大江戸骨董市、京都で展示会、目白コレクション、その他、現在打ち合わせ中の
たくさんのイベントを予定しています。お楽しみに。
by pointcinq | 2010-02-02 20:04 | Comments(0)