<   2010年 10月 ( 11 )   > この月の画像一覧
Creil et Montereau クレイユ・モントローのボウル
f0074803_2138982.jpg

f0074803_21383551.jpg


土曜日は朝から雨、ときどきどしゃ降り。雨の早朝市場は業者もお客も少ないのだけれど
来ている人はその分「本気度」が高く、意外に取引率は高いのではないか。

なんとなく体調不良の中、這いずって出ていったらそれなりの出物があってよかったよかった。

クレイユ・モントローの大型のボウル。ひびが入っているので、漆で継ぐつもりですが
堂々たる風格。プレーンなものは見かけても、この紋様はちょっとその辺にはありません。

果物をどんと盛りたいうつわ。

体調がよろしくないので今日はこの辺で。。。

More pics
by pointcinq | 2010-10-31 21:53 | 品物の紹介 | Comments(0)
つまんない
今日は午後から馴染みの骨董屋を冷やかそうかと思ったのに、あいにく市内はストだらけで
バスが思うように走ってない。だから、今日はやめ。

たいしたことなく、一日が終わっていくのがつまらない。

そういえば、去年はS太郎とイタリアだったなと思うと、食べたことばかりが思い出され腹が減る。
あのときのボンゴレはアサリがないので再生不能、なんとなく残り野菜でミネストローネ。

つまらないので写真もなし。あー、つまんない。
by pointcinq | 2010-10-28 23:58 | 日々の暮らしから | Comments(4)
白と青の器
f0074803_2203017.jpg


たまには柄物もいってみましょうか。
白に青。陶器の話だから日本や中国のそれとは全然違うものですが、ややコバルト、
水色がかった青が象牙色の肌にバランスが取れるのではないかしら。

左は1680~1720年頃の花瓶、高さ約12cm。この手の模様をdécor à la bougieと呼ぶらしい。
「ろうそくを垂らしたような」とでも言うところでしょうか。

印象は全然違いますが、南フランスにも薄い黄色の地に、緑色の自然釉のかかった模様で、
これに似たモノがありますね。

右は1900年過ぎ、サルグミーヌ社のペン皿。この模様はホーローにもこんな感じのものがありますが
それを模したものなのか、どうなんでしょう。そういえば、古いフランスのノートなんかにも黒に赤とか緑の
こんな模様があります。ルーツを探してみるのも面白いかもしれません。

More Pics
by pointcinq | 2010-10-27 00:01 | 品物の紹介 | Comments(4)
インディゴ×リネンのワークコート DS
f0074803_2335198.jpg


このごろうつわが続いたのでたまには服を。良いモノが出てきました。

おもに羊などの家畜をお仕事で扱う人たちが、自分の服の上に着るスモックの一種。
位が上の人になるとこうして飾りボタンが付いたりしてちょっとお洒落になる。

今ではこんな細いリネンを作れる織機がない。天然インディゴも使わない。
ということで、非常に貴重なものとなってきたこの手の「うわっぱり」であり「野良着」。
しかも今回のはまったくのデッドストックでチンストラップ(喉のところのストラップ)付き。

いわゆるかぶりタイプではなく、前ボタンでコートのように着るもの。これも、前者より珍しい。

適正身長はそうですね、160~175cmくらいじゃないかと。(僕はダメでした)
前のボタンを適当に開けて、だらりとした感じで颯爽と歩いていただきたい。



下の画像は以前にtrico travailさんにお貸ししたモノなんですが、いま自分で使おうと思ったら
どこにあるのかわからなくなってしまい、こちらから使わせていただきました。
アシカさん、ごめんなさい。

f0074803_0285861.jpg

フレンチカントリースタイルに涙が出ちゃいます。       (売約済み)

More Pics
by pointcinq | 2010-10-26 00:36 | 品物の紹介 | Comments(7)
Creil クレイユの水差し、シュガーポット
f0074803_1293892.jpg


同じ時代のCreilのファイアンス・フィーヌが別のところから偶然手に入った。
どちらも1800年から1850年ごろのものだと思う。
水差しのほうは以前にも紹介したこちらのお姉さんサイズで蓋付き。
やっぱり蓋はなくても素敵だなと、改めて思うのだけれどもちろんあるのはあるのでよいことだ。

隣はおそらく砂糖を入れる容器だと思う。水差しとは対照的にストレートのボディに凹カーブの蓋。

かたちは対照的なのだけれど、やはりそこは同じ血の流れる家族といったところでしょう。

こんなのがどこかから山のように出てくるという夢を見たことがある。
まったく夢で終わりそうな夢だ。

今日のパリはその後、冷たい雨に変わりました。寒い。

(2点ともに売約済み)

More Pics
by pointcinq | 2010-10-24 01:06 | 品物の紹介 | Comments(3)
肉汁の皿 
f0074803_4305994.jpg

こちらも昨日の遠出の収穫。

以前にも同じタイトルで紹介しましたが、実際どのように使うのかと尋ねられることが
ありましたので、ここで説明を。

暖炉で薪なり炭なりを燃やしますね。それで串刺しにした肉のカタマリを炎の真上ではなく
ちょいと手前にセットするわけです。暖炉の国にはそういう肉を掛ける鉄の道具がちゃんとある。
じっくりとそのカタマリに火を通しながら、その下にジャガイモを入れたこの「肉汁の皿」を置く。
ジャガイモが肉の脂と肉汁を吸って出来上がるという算段。
Frites(フリット=ジャガイモ)をlecher(舐める)ということでLeche-Fritesなどと呼ばれる器。

18世紀のノルマンディー地方のものということ。和物にも通じる底の深い緑です。

(売約済み)

More pics
by pointcinq | 2010-10-23 04:33 | 品物の紹介 | Comments(0)
テーブルヴィネガーの器
f0074803_2491828.jpg


今日は早朝から遠出。

ものすごい勢いで流れていく車窓に、朝霜の降りた薄暗い牧草地が地平線まで続いていて、
それだけでちょっと遠くに来たなあと旅の心をくすぐられるわけなのだけれど、そこになにかの啓示のように
陽が昇ってきて光の筋が音がするのではないかと思うくらいにつつつーっと伸びていく。
あたり一面がきらきらと光りだした。

その辺の木にでも登ってじっくりと見ていればもっと心躍る眺めだったはずなのだろうけど。

朝から歩きに歩き回り、今日もいくつかの良いモノとの巡り会いがありました。
骨董の神様、どうもありがとう。

折からの学生と国鉄のストライキで帰りは散々な目に遭い、これで何も見つけてなかったら
今日の僕ほど「徒労」という言葉が似合う者もおるまいなどと余計なことを考えながらまた歩いた。

帰って荷物を整理して、どっと疲れが出てはくるものの、良いモノさえ見つけていればそれでよし。
ステップは軽くなるのだ。

今日のひとしなはテーブルの「酢入れ」、ヴィネガーを入れる器。
18世紀終わりから19世紀初め頃のもの。vinegreと書いてあります。
高さ9cm、小ぶりです。


売約済み
by pointcinq | 2010-10-22 02:49 | 品物の紹介 | Comments(6)
今日は骨董屋をうろうろ
f0074803_2295492.jpg






f0074803_2302326.jpg






f0074803_2562487.jpg






f0074803_2565348.jpg







f0074803_257257.jpg






f0074803_2324478.jpg



今日は朝からあいにくの火曜日でして、これといってやるべきことがなかったので
午後からは市内の骨董屋を流してみようとうちを出た。

普段歩かない道を歩いてみる。なかなか良さそうなホテル。探していたジャム。ついでに初見のジャム。
そんなものは見つかったけれど、本来の目的である良い品にはとんと巡り合わなかった。

帰りに昔住んでいたサンミシェルのアパート階下にある安くて品のないギリシャのケバブを
ひさしぶりに食べた。安くて品のない味わいが今日の僕にぴたりと来て、とても美味しくいただいた
のだけれど、なぜかお腹の急降下があとでやってきて近くの黄色い本屋からあわてて帰った。



バスに乗った感じだと今日もストは決行中のようでした。旅行の方はご注意を。
by pointcinq | 2010-10-20 02:44 | 日々の暮らしから | Comments(2)
ミラベルのコンフィチュール
f0074803_22453691.jpg

ミラベル mirabelles と言うと、やっぱり夏の終わりから秋の初め。
マルシェに現れたかと思うと、いつの間にか見なくなるフランスの秋の風物詩だ。

そういうわけで、フランス人はこの限られた季節に登場するミラベルという果物を実に愛する、
愛してやまない。フレッシュでももちろん、タルトにして、コンフィチュール(ジャム)にして、
シロップに漬けて。

残念ながら、二つとも蓋は割れてしまっているのだけれど、この器はそのミラベルのコンフィチュールの
入っていた器。アルザス・ロレーヌの一大産地であるMetzから。

19世紀の終わりごろの品物だと思われます。容器自体のデザイン、四方に書かれた
COLLIGNON CONFISEUR  A METZ
Mirabelle
"コリニョン製菓店 Metz" "ミラベル" ということになります。

時代が良く出ていると思います。

ミラベルが食べたくなってきたのだけれど、10月ではどこにも売ってない。。。
ボンマルシェあたりで美味しいコンフィチュールとチーズというのがいいかもしれない。


(売約済み)
by pointcinq | 2010-10-19 00:45 | 品物の紹介 | Comments(4)
けん玉とライオン
あっと季節がひとコマ巡って、パリの冬である。
思えば、なんてたいそうに振り返るまでもなく、日本の正しい夏休みを過ごした後、
夏の終わりを感じる間もなく、そのままパリの晩秋というより冬の始まりに入りきゅっと身が引き締まり、
秋を東京で最初からやり直し、ちょうど気持ちの良い秋日和になる前に真冬のパリに来てしまった、
というところ。

ウールのセーターと帽子とマフラーとヒートテックの下着類とダウンジャケットとブーツ、こんなものを
全部出しての「この冬」初めての週末とあいなったわけです。

またこの週末もいろんなモノが僕を待っていてくれて、なかなかの出だしに今日も満足。
冷え切った身体をミラマの中華そばで温めようと思ったのに、肝心の中華そばがちょっと温かったりして
パリのばか野郎(猫舌多し)と恨みつらみつつ、啜ったのでありますね。

日本で怠けていたブログ更新は急激に活性化するつもりであります。

f0074803_1375767.jpg

今日の画像は昨日の収穫の中から。

擦り切れて藁が覗くライオンといつか手に入れるぞと思っていたけん玉。

ライオンはそうですね、1920年から40年代あたりではないかと思います。古いもので、これぐらいの
コンディションを保ちつつも顔が良い、自分の四肢で立つ、というのはなかなか珍しいのです。

けん玉は日本のものとちょっとかたちが違って、両側の皿がない。その分、かたちは美しくなる。
フランス語でBUIS ビュイというツゲの木で作ったもの。

どちらも立ち姿が美しいと思うのです。


(売約済み)
by pointcinq | 2010-10-18 01:38 | 品物の紹介 | Comments(8)