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銀のワインクーラー
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昨日、8月の予定を出してからというもの、キャンプのあれこれが頭をよぎって
日々妄想が忙しくなってきた。テントを新調しようと、調べだすと時間がいくらあっても
あっという間に過ぎ去っていくのです。

機能とデザインと耐久性、重さも大事、あと価格。
そのバランスでどこを大事にするか、どこをやや捨て気味にするか、ってところでしょう。
やっぱり道具で楽しまないと、ただの野宿になっちゃいますから。あー、楽しいですね。

今日のひと品は先日のグラスに続いて、酒モノ。ワインクーラー。
かなり使い込まれていることと、2個同じものがあったことから、やはりレストランで
使われていたものだと思います。(もうひとつは売約済み)

底にRMとメーカーの刻印がありますが、詳細は不明。
19世紀後期のものだと思います。
すり減った底部分と内側から見ても、時代と使用頻度が想像できます。

この季節、ワインにシャンパン、たまに一升瓶。
しっかり冷えて汗をかいた金属は見ているだけで涼しい気になります。

そう言えば、フランスでもワインクーラーを持っているうちってあまりなかった。
そもそも氷が無いからだと思う。
(冷蔵庫に製氷なし、スーパーにもない、コンビニはそれ自体が無し)

もうひとつ。昨今のパリはやはりスターバックスの進出が著しく、
これによって氷一杯の冷たい飲み物を好む若者が一気に増えてくると思う。
そうなると、スーパーでも氷を売る店が出てくるではないかとと僕はにらんでいる。

歪んでいるので一番長いところの直径が18.4cm、
持ち手を含んだ最大幅が21,5cm高さ19.5cm。        SOLD

こちらでもちらりと紹介していました。。。ワスレテマシタ。

お問い合わせ miyawakimodern@gmail.com
 

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by pointcinq | 2013-07-26 16:26 | 品物の紹介 | Comments(0)
8月の予定




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来月のまん中はやや多めに休みをいただき、夏休みとさせていただきます。
と言っても、店を休むのは4日間だけなんですが。

先のことを決めるのが大の苦手でありまして、こんなふうにして前もって休みを
決めるのは久しぶりな気がします。友だちにキャンプに誘われたからなんですが。

今年はキャンプと釣りとフェスの夏になる予定。

どうぞよろしくお願いいたします。



お問い合わせ miyawakimodern@gmail.com
 
by pointcinq | 2013-07-25 16:02 | お知らせ | Comments(0)
大江戸骨董市
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今日も涼しくて、避暑地の朝のようです。
by pointcinq | 2013-07-21 09:12 | Comments(0)
バカラグラス Baccarat 1900-1930
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今日の東京地方、曇りのうえに風があって涼しいものです。
こんな日は七輪に炭でも起して、お中元でいただいたあれこれを炙って一杯、
なんて、あー、夢のようでありますね。蚊さえいなければ、というところ。

暑いから、ちょっと寒いから、風が気持ちいいから、月が綺麗だから、旨いものいただいたから。
まったく酒飲みというのはなんだかんだ理由をつけて酒を飲むわけですが、だらしないのは
イケマセン。たまには背筋が伸びるような緊張感のあるバーで1杯(いや、3杯くらいはいいか)、
そういう酒を飲みたいものです。

今日のグラスだとこれは是非水割りを飲んでいただきたい。
以前、友人に教えてもらったバーで飲んだ100回ステア※する水割り、あんなのがいい。
ウィスキーはそこそこのブレンデッドでよし。男ってのはかたちが大事ですから、ラベルの
気に入ったもので。たまには板の氷を割ってもよし、コンビニの氷でもよし、大きめのを
2、3個で水は7分目くらいまで。水はもちろん、冷えたのでお願いしますね。そこからステアです。
このステアというのが一番大事で、間違ってもホステスさんが使うプラスチックの箸みたいなのを
使ってはいけません。バースプーンというバーテンダー用の柄の長いスプーンが必要です。
柄の部分がねじれていて、上部がフォークのようなかたちのものが多いです。
このスプーンでグラスの内側を滑らせながらくるくると混ぜます。これを100回で理想の水割り。
(技術が必要ですのでこっそり練習してください。
氷だけを入れたグラスで練習するといいと思います)

前フリが非常に長いですが、つまるところ、そんなウィスキーの水割りにこんなグラスを、
というお話です。おなじみの刻印が入る前の時代のもの。今のものと比べるとかなり優しい、
柔らかい感じがするのは微妙なゆらぎのせいでしょうか。

以前の記事で同じかたちのChanelとのコラボモデルを紹介しています。 こちら

銘の無いバカラとしてこんなモデルも紹介しています。 
当時の紙ラベルも。   こちら



画像の左の小さいのは金の縁取りがしてあったもの。
高さが97mm、直径65mm。(肩まで入れて約200ml)   

右は上部にカットあり。
高さ107mm、直径72mm。(肩まで入れて約250ml)   

売約済み

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by pointcinq | 2013-07-20 15:14 | 品物の紹介 | Comments(0)
純銀のゴブレット 19C. France
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わりと前からずっと集めて、というか買っているゴブレット。(以前の記事
純銀のものは初めてではないかと思う。純銀のものって、重いイメージがあるのだけれど
実際はベースになる金属(真鍮のケースが多い)が無いので薄くて軽い。

純銀の薄いスプーンが唇のあいだをすっと抜けていくその感覚はちょっとしたものがあって
ゴブレットのそれもなかなかのものなのですね。冷たい飲み物でうっすら汗をかくその
様子もいい。ぜひミントジュレップなんかを飲んでいただきたい。

こういったゴブレットは子供が生まれたり、結婚のお祝いとしてプレゼントされることが
多かったようで、ほとんどのものにそのイニシャルや名前、番号などが入っている。
学校に持って行って使ったのだとも聞く。

この二つのゴブレットは出処は全く別だけれど、偶然に共通するイニシャルはA.M。
大きい方はA.MからF.Mになり、小さい方はA.MかM.A。

宮崎あおいさん、観月ありささん、宮本亜門さん、三輪明宏さん、森下愛子さん、
東幹久さん、秋川雅史さん、浅田真央さん、安藤美姫さん、浅川マキさん、浅田美代子さん、
あー、結構いるもんですね、なんなら福山雅治さん、藤田まことさんでもOKです。(笑)

さらに余談ですが、金や銀などの金属にはその偽造を防ぐためにホールマークと呼ばれる
刻印が各国にあります。イギリスのホールマークではさすがのお国柄か製造年と産地と
その金属の純度がきっちりわかる。フランスのはというと年代がある程度、産地がたまに
パリとわかるだけであやふやな点が多い。これもお国柄。

左 直径75mm 高さ80mm 85g     
右 直径61mm 高さ72mm 47g   どちらも売約済み

お問い合わせ miyawakimodern@gmail.com
   


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シャルダンの静物画に何度も登場する銀のゴブレット。
彼の最初の妻の嫁入り道具であったらしい

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明日の金曜日は臨時休業させていただき、土曜日に普通営業、
日曜日は東京国際フォーラムの大江戸骨董市に出店いたします。
実物を見てみたい商品等、リクエストがありましたらメールでどうぞ。

お問い合わせ miyawakimodern@gmail.com
   
by pointcinq | 2013-07-18 15:33 | 品物の紹介 | Comments(0)
7/19(金) 臨時休業



今週の金曜は臨時休業とさせていただきます。
7/18(木)、20(土)は通常営業、21(日)は東京国際フォーラムでの大江戸骨董市となります。
来店の予定だった方、本当に申し訳ありません。どうぞよろしくお願いいたします。

店主
by pointcinq | 2013-07-15 14:23 | お知らせ | Comments(0)
木の水切りボウル 18C Holland

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古いブログ記事を整理しながら売れていった商品をあらためて見た。
自画自賛ですがいいモノがあるね、本当に素晴らしい。

本当に素晴らしいのだけれど、あんな素晴らしいものはもうなかなか手に入らない、
というものが多く、なんだか自分ひとりでやきもきする真夏の暑い午後です。

われわれ骨董屋というものは、どんなに気に入った素晴らしいものを手に入れても
売ってしまったら、はいおしまい。僕の場合だと、またリュックサックを背負ってヨーロッパに
探しに行かなくちゃいけない。でも、本当に気に入るものはたくさんはない。。。
難しい商売であります。

さて、今日はなにを紹介しましょうかと店内を見渡して、おっとこれがまだでした。
オランダの水切りボウル、木製です。

毎日毎日、野菜を洗って使い終わったら釣るしておいたもの。
底は上からも下からもすり減り薄くなっていきます。もともと高価なものではないし
いずれ割れてしまう運命のものなので、当然現代に残るものはとても稀少なのです。

300年近く、このかたちで生き延びたこのボウルはとにかく程良い。
大きさも木の質感も擦れ具合も。

売れると嬉しい、でももうなかなか買えないよなーとひとりつぶやくことになるひと品に
なるでしょう。

直径31cm、高さ7.5cm  68,000-
お問い合わせ miyawakimodern@gmail.com
      

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by pointcinq | 2013-07-12 16:18 | 品物の紹介 | Comments(0)
顔のレリーフのある高杯 Gien


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今日も暑くなりましたね。
夏って、こんなに暑いものだったかと毎年思いますが、今年のはまた格別。
なんとなく涼しいのが長かったからなんでしょうね。四十路のカラダに堪えます。

クーラーのぶーんという微かな音しか聞こえない室内で、なにか涼しげな音楽でも
聞きながら(クラシックギターなどが好みです)のんびり本でも読んで、楽しみたい
ものです。あ、猫なんかが隣の椅子で寝てるのもいいですな。(特に猫好きでは
ないので、あくまでもイメージとして)

今日は直しから帰ってきた涼しげな高杯をひとつ。
おなじみGIENのファイアンスフィーヌ。口元に欠けが2箇所あったものを金で直しました。
白金とも迷ったのですが、この女性の顔のレリーフとかちっとエッジのきいたフォルムに
金が似合うだろうと。正解でした。
完品ももちろん良いですが、小さなダメージを丁寧に繕ってあると大事にされてきた
歴史のようなものが加わり、より愛おしくなります。
高杯、と呼ぶにはステムの高さが短いかもしれません。蓋があったものかもしれません。
それでも、ただものでないなというオーラのある器だと思います。

Gien窯 France 1820年代   口元に2箇所の金直しあり     28,000-

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by pointcinq | 2013-07-11 14:48 | 品物の紹介 | Comments(0)
カフェの伝票刺し
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パリで暮らすというのは本当に本当に恵まれたことだったのだと思うことがありますね。
いえいえ、東京がどうのというのじゃありません。パリという街はやっぱり特別な所であって、
そこで10年くらい、行ったり来たりしながらも住むことが出来たというのは特別にしあわせな
ことであったと、思うわけです。

フランス=パリ=お洒落で素敵な生活!というわけには全然いきませんが、朝起きて
カフェでエスプレッソ飲んでるだけでちょっと胸躍るのですね。

基本的に戸建てというものが無い。タワーマンションなんてのも中心部にはない。
それであの面積(東京の山手線の内側と同じくらい)に220万人くらいが暮らしているわけ
だから、それは密度としては結構なものです。基本的に建物全てが6階建のアパルトマン、
1階部分はすべて店舗(中心部は)、といってもいいくらい。空き地もコインパーキングも
安っぽいビルもない。電信棒もない。調和のとれた街並みというのはこういうものなのだと
日本人に、アジアの民に教えてくれる。

カフェの話に持って行こうと思っていたのに、なかなかそちらに進みません。
そんなパリで、アパルトマンのすぐ下にあるカフェを朝から晩までみんなが使うよという
お話なのでありますね。人の住む都会だからこそのカフェ。朝はコーヒーと軽い朝食、
ランチよし、ディナーよし、そのすべての時間帯にコーヒーもビールもワインも飲める。
時間がないならカウンターで立って飲める(そのほうが安い)。
近所の人も、観光客も気軽に入れる。やっぱりパリのカフェはすごいのです。

ということで、今日のひと品はカフェの伝票刺し。
カフェではよく見かけるけど、なかなかというか基本的に無い、見つからないモノです。

パリの友人宅に似たようなものがあり、長年買い続けているロト(宝くじ)のはずれが
何百枚も連なっておりました。同じことを長いこと続けるというのは、それだけで美しい
モノが生まれるのだと、そのとき知りました(気がする)。


久しぶりの長文でした。


サイズ:約23cm H                           売約済み


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by pointcinq | 2013-07-04 15:28 | 品物の紹介 | Comments(0)