南フランスで開かれる大きな骨董市に行くと、やはりパリには無い南特有の焼き物に
触れる機会が多い。フランス語だって訛りに訛るし、骨董市には売り手にも買い手にも
スペインやイタリアからの越境組が結構いる。国境はパリに行くよりも近い。
食文化もまじりあって当然。南仏のオムレツはやっぱりスペイン風なのですね。
角切りにしたジャガイモを油で揚げて、熱いまま卵に投入。そのままフライパンでじっくり
焼いて出来上がり。日本のふわっとしたオムレツみたいに、フライパンを返しながら
トントントン、なんてやりません。じっくり火を通したらそれで出来上がり。
その時に、このお皿が登場するわけです。
この高台、なんでこんなに高くなっているかというと、この皿を蓋代わりにしてオムレツを
作り、出来上がったらそのままひっくり返せるようになっています。まん中のくぼみは
じわっとにじみ出てきたオリーブオイルが溜まり、パンにつけて食べやすいようになっていると
いうわけ。実によく出来てるでしょう。
いろいろなサイズがありますが今在庫しているのは四種類。
大写しの画像3枚は上から3枚目。
直径27.5cm 高さ6cm 24,000-
下に敷いたカッティングボードも良い感じです。 売約済み
柔らかい生地なのでそれなりに欠けるのだけれど、この皿はあんまり綺麗過ぎても
面白くない。
裏は色がやや濃いものが多い
今月末のDee's Hall と目白コレクションが終わってからすぐに仕入れに行くことに
しました。来週はその二つのイベントのため全休、再来週もその次の週も全休となり
(11月4日の大江戸も欠席)、11月13日からの営業再開となります。
今回も買付けの商品はすべて持ち帰る予定です。なにが見つかるかわかりませんが
どうぞお楽しみに。