レーマーグラス残欠  Römer Glass
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先日の大江戸骨董市、梅雨だとは言え、よりによっての日曜日となり残念でした。

考えてみると、雨だろうが雪だろうがパリの骨董市は中止ということがありません。
業者さんもお客さんも少なめですが、売りも買いも本気の方が多いので、意外と商いとしては
悪くないのではないかと。買う側にしても、いいものを安く買えることがあり雨の日は気合いの
入るものです。まあ、文化の違いでしょう。

今日のひと品も霧雨のオランダで仕入れたもの(先日のベルギー・オランダの厚い雲の日々は
忘れられないものとなりました)。17~18世紀のレーマーグラスの残欠。
いまさら説明も必要ないかもしれませんが、15世紀のドイツを起源とするグラスです。
当時、手づかみで食事をしていた西欧人のグラスには、手に肉の脂などがついていても
すべらないように、なんらかのすべり止めの文様を入れています。これは、おそらく木イチゴ。


およそ2500年前に中国で生まれ、1300年前に日本に渡ってきた箸の文化に比べると
フォークとナイフの歴史はまだ300年くらいのものですから、我々はもっと箸文化を誇っても
いいと思うのです。


箸を上手に使える外国人を見ると、感心しすぎる日本人。(日本語もそうですな)
僕らがナイフとフォークを優雅に操って食事をしても誰も褒めてくれません。


脱線しました。

こちらのレーマーグラス、上部分は完全になくなっておりますが、ステム部分が完全に
残っている、とでも言えましょうか。花器としては面白いと思います。

現在の状態で、ボトムから一番高いところまで110mm、ボトムの直径が61mm。
ボトムに一部ひびがあります。                  18,000-


お問い合わせ miyawakimodern@gmail.com  
      


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by pointcinq | 2013-06-20 14:08 | 品物の紹介 | Comments(0)


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