バカラグラス Baccarat 1900-1930
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今日の東京地方、曇りのうえに風があって涼しいものです。
こんな日は七輪に炭でも起して、お中元でいただいたあれこれを炙って一杯、
なんて、あー、夢のようでありますね。蚊さえいなければ、というところ。

暑いから、ちょっと寒いから、風が気持ちいいから、月が綺麗だから、旨いものいただいたから。
まったく酒飲みというのはなんだかんだ理由をつけて酒を飲むわけですが、だらしないのは
イケマセン。たまには背筋が伸びるような緊張感のあるバーで1杯(いや、3杯くらいはいいか)、
そういう酒を飲みたいものです。

今日のグラスだとこれは是非水割りを飲んでいただきたい。
以前、友人に教えてもらったバーで飲んだ100回ステア※する水割り、あんなのがいい。
ウィスキーはそこそこのブレンデッドでよし。男ってのはかたちが大事ですから、ラベルの
気に入ったもので。たまには板の氷を割ってもよし、コンビニの氷でもよし、大きめのを
2、3個で水は7分目くらいまで。水はもちろん、冷えたのでお願いしますね。そこからステアです。
このステアというのが一番大事で、間違ってもホステスさんが使うプラスチックの箸みたいなのを
使ってはいけません。バースプーンというバーテンダー用の柄の長いスプーンが必要です。
柄の部分がねじれていて、上部がフォークのようなかたちのものが多いです。
このスプーンでグラスの内側を滑らせながらくるくると混ぜます。これを100回で理想の水割り。
(技術が必要ですのでこっそり練習してください。
氷だけを入れたグラスで練習するといいと思います)

前フリが非常に長いですが、つまるところ、そんなウィスキーの水割りにこんなグラスを、
というお話です。おなじみの刻印が入る前の時代のもの。今のものと比べるとかなり優しい、
柔らかい感じがするのは微妙なゆらぎのせいでしょうか。

以前の記事で同じかたちのChanelとのコラボモデルを紹介しています。 こちら

銘の無いバカラとしてこんなモデルも紹介しています。 
当時の紙ラベルも。   こちら



画像の左の小さいのは金の縁取りがしてあったもの。
高さが97mm、直径65mm。(肩まで入れて約200ml)   

右は上部にカットあり。
高さ107mm、直径72mm。(肩まで入れて約250ml)   

売約済み

お問い合わせ miyawakimodern@gmail.com
      
by pointcinq | 2013-07-20 15:14 | 品物の紹介 | Comments(0)


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