
今回の仕入れで1番嬉しかった、心ときめいたモノ。
この天秤です。
ガラスケースに入った天秤自体はそんなに珍しいものではなく、昔は金などの効果で正確な計量を必要とするものは、ホコリや風の影響がない、こんな天秤を使いました。
そんな中でも、これは時代の古さ(19世紀の中頃)、ガラスの薄さ、揺らぎ、それにフレームの繊細さ、装飾の潔さ、つまみやヒンジなどの質の良さ、どれを取っても今迄のベスト。ベストオブザベスト。
これ1つ、フランスの片田舎から郵便で送ったのですが、それに使った梱包材の量!持って行った梱包材の半分くらい、ダンボールも現地で拾ってトリプルカートンにして、ダンボールにガラスケースの絵を描いて、誰がどう見てもコワレモノ、Fragileという状態で郵便局へ。
郵便局のおばちゃん、開口一番
「郵便局にFragileは存在しないからねー」だって。
わかってます、わかってます。でも、ね!
というやり取りで、虎の子を置いて来たわけです。
そしてそして、ようやく無事に到着。梱包を解いて久しぶりの再会となりましたが、南仏出会ったあの感動そのまま、無事でなによりというところです。
改めて見ても、つまみやヒンジなどの部品や細部の質の良さ、上品さ。素晴らしいです。
しばらく飾って眺めていたい。