夏休み、今年で３度目となる飛騨の山の麓の民宿に来た。
宿のおばちゃんは暑い暑いと言うけれど、名古屋の夏を知る我々にとっては
実に快適な気温である。湿度低し、気温低し、蚊おらず、水も空気もきれい。
夏休みはこれこれ。

この日を楽しみにしている仲間と目の前の川に潜り、鮎を突いて食べる。
農耕民族系である僕は1尾も獲れないのだけれど、飲めるほど綺麗な水の中を
機敏に泳ぎ回る鮎、ヤマメ、ウグイなどの魚を見ているだけで楽しい。
ヤツメウナギやカジカ、ゴリなんかもいるらしい。水温がかなり低いので少し潜ると
すぐに唇が青くなってくる。

狩猟民族系ダンサーが3尾突く。
今年は同じく狩猟民族系骨董屋のカミヤさんの不参加で、この3尾だけが我々の
獲物となる。
こんなちっちゃいもん獲ってきて！こりゃ塩焼きは無理やわ、から揚げやさと
あっさりと夕飯のおかずに揚げられてしまった鮎だったけれど、旨かった。
から揚げと言ってあなどれない。

途中、東京からの友人も合流して彼らもまた大満足。高山市内に出かけて散歩したり
朝市にも行った。川で遊びながら持参した1ダースのシャンパンもどんどん空になる。
川の水でしめた稲庭うどんも美味しかったなあ。
5時過ぎに起きて散歩、いきなり泳ぐ人もいたし。
夜は花火もしたし、また外で飲んで。

最終日は名古屋に帰る仲間たちと別れ、東京の友達のブルーベリー狩りツアーに
乗っかるかたちで信州へ。乗倉スカイライン、安房峠を越えて安曇野に入る。
お昼は松本でまた二組の友人と合流、美味しい洋食屋でご飯を食べたあと
無農薬ブルーベリーをしこたま食べながら採って（採りながら食べて？）
ここで東京の友達とお別れ。
1人バスを待つ夏の終わりの寂しさよ。


祖母のことでミヤワキ家を代表してテレビに出ることになり、
明日はその打ち合わせで明後日の午前中が撮影。

そのまま機石荘で荷物をピックアップ、準備して深夜東京へ向けて出発。
日曜の朝は大江戸骨董市ですよ。ちょっときつい日程ですが頑張ります。

お盆を過ぎて暑さがやわらぐといいのですが。
骨董市でお会いしましょう。


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