
ブリュッセルの宿はこの3泊のなかで一番安い宿だったけれど最高のパフォーマンスを
みせてくれたホテルだった。高い天井に大きな窓、清潔なリネン、タオル、程よい硬さの
マットレス、うーん、どうしてこんなに割引があったのだろう。当日、東欧からと思われる
ものすごい田舎ものの団体と重なったことも関係があるのかもしれない。
「お詫び価格」とかね。
先回の北方遠征では、雨と雹に打たれながらもここで大当たりを引いた我々キャラバン隊
であったのだが、今回はそれがいかに幸運であったかを思い知らされることになった。
トランシーバーで再三連絡を取り合うものの「厳しいです」「僕はもうだめです」と冴えない
お返事ばかり。それにしてもこの蚤の市はどうなってしまったというのだ。売っているのは
全員アラブ人だ。朝の早いうち、まだお客もまばらな頃の会話を聞いていると、自分は
ひょっとしてモロッコに来てしまったのかと錯覚してしまうほど。
そんな兄さん方とひどいやり取りをして手に入れたのがこの楽譜の山。後味悪かったな。
骨董通りの最後の最後でおっ、と思う店がありそこでなんとか機嫌を戻した我々でした。
ベルギー最後ということで山盛りのムール貝と同じく山盛りのはずだったフレンチフライで
(実際、芋は大したことなかった)ベルギーを〆て一路パリへと戻っていくのでした。
その夜も日本からのお客さんとアポあり、ハリーズバーでシャンパンを頂いてかなり
酔いました。お疲れ様でした。
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