2015年 01月 24日 ( 1 )
線の入ったガラス瓶


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古いガラスには原料そのものに不純物が多かったようで、それを熱して捏ねて吹いて
なにかもののかたちにした時にもグレーがかっていたり、紫がかっていたりするものが多い。
もちろん目指していたのは無色透明なのだけれど、現代ではそれが古いガラスの魅力に
なっているのだから面白い。

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これはその製造過程でたまたま不純物が塊になっていたもので、ガラスを紫にする
金属酸化物は酸化ニッケルとあるので(由水常雄『ガラス入門』)まさにそれだろう。

ただでさえ珍しいこの美しいガラス瓶に、一筋の線がよく効いていて素晴らしいオブジェに
なっていると思う。

19世紀フランス 直径8cm 高さ13.5cm 口の内径約2cm 内容量約440ml
65,000-


お問い合わせ miyawakimodern@gmail.com

by pointcinq | 2015-01-24 15:45 | 品物の紹介 | Comments(0)