宮脇綾子展 Paris 期間延長
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宮脇綾子展 Paris
まず、MUJIの分は終了いたしました。
展示スペースに限りがあったものの
会期中は本当にたくさんの方に来ていただき
一日中立ちっぱなしの喋りっぱなしでした。

パリMUJIの暖かいスタッフのみなさま、
東京のMUJIから応援に来てくれたFさん、
パリの懐かしい友人たち、
あ、東京からタミゼのサプライズもありましたね。
世界のあちこちから、大使館から、
本当にありがとうございました。

同時に開催していたgalerie frederic_moisan
でのエクスポジションは2月末までの延長が決まっていたのですが、好評につきさらに会期を延長し3月末まで。そして4月第1週目にグラン・パレで開催のArtParisに出展されることになりました。

祖母の作品がグラン・パレで展示されるとは。
本人に教えてあげたい。

詳細はまた。



# by pointcinq | 2019-02-05 14:02 | Comments(0)
Exposition Ayako Miyawaki in Paris
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Exposition Ayako MIYAWAKI

24 JAN - 3 Feb

MUJI Forum des Halle Paris web site

Galerie Freceric Moisan 
72 rue Mazarine 75006 Paris web site

こちらが先ほど注文したフランスのフライヤー。
祖母の作品を最も多く所蔵する豊田市美術館の館長より文章をいただき、
それをフランス語にして掲載させていただいたものです。
せっかくなので原文のままこちらにも掲載させていただきます。

宮脇綾子の作品がパリで初めて紹介されるのは、とても喜ばしいことです。彼女の創作アプリケを常設展示している豊田市美術館では、多くの来館者がその作品に親しんでいますが、皆さんの目にはどのように映るでしょうか。
彼女が創作活動を始めたのは1945年に第二次世界大戦が終って間もなくのことでした。空襲におびえる必要がなくなり、母として、妻として、必死に家族を守ってきた日々から解き放たれたことを実感したとき、胸のうちに何かを創りたいという思いが沸き起こります。戦後も日本の困窮は続きましたが、そうした生活から思いついたのが、古裂を活用した創作アプリケでした。
綾子がよく扱ったモティーフは、台所の食材や庭や道端に咲く花々などです。彼女はそれらを都度新鮮なまなざしでとらえ、アプリケという手法で表現することに全力を注ぎました。出来上がった作品は、愛に満ちたものばかりです。
彼女の作品は優れたデッサン力があってこそ成立しています。それは、画家である夫・晴の「物をよく観察しなさい」というアドバイスに寄るものでもありました。珍しい野菜や魚などをもらったときには、まず夫婦で写生をするのが宮脇家の習慣だったといいます。家族の協力は、綾子の作品を一層伸びやかな作風へと導きました。
写生を基礎としながらも、彼女のアプリケはものの色や形を忠実に再現したものではありません。モティーフと手元にある古裂、どちらの魅力も最大限に引き出した造形作品です。全く違う目的で作られ、使われてきた数々の古い布を再び美しいものへと再生していくのは、今でいう「リサイクル」の精神に基づきます。布の色や柄、材質を選ぶセンスは、着物と小物との組み合わせ方で幾通りにも変わる和装を想起させますし、思いがけない布の使い方や構成は一種の「見立て」にも通じます。こうした、日本人が古くから生活の中で培ってきた素晴らしい感性を、宮脇綾子のアプリケには見出すことができるのです。
それぞれの作品には「あ」の一文字が縫い込まれています。それは「あやこ」の頭文字でもあり、日本では驚きや喜びを表現するときに発声する「あ!/ᴧ/」でもあります。この音の口の形をとってみてください。顎が開くことで、緊張が解かれるのがわかるでしょうか。彼女の作品は平和な時代だからこそ生まれたものであり、穏やかな日々を慈しみ、皆さんと分かち合いたいという綾子の祈りが込められているのです。
豊田市美術館
館長 村田眞宏

たくさんの方に観ていただけますように。


# by pointcinq | 2019-01-08 10:01 | お知らせ | Comments(0)
宮脇綾子展 in Paris
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 先日からちらりとインスタグラムなどで触れてきました、宮脇綾子展をフランス・パリで開催する運びとなりました。パリの無印良品 MUJI store とサンジェルマンのギャラリーでの2か所同時開催となります。

 このところ、その準備であれこれ走り回っているのですが、先ほど一つ決心をしました。パリの綾子展が終わるまで、店は休みます!祖母の展覧会に集中して、フランスの方にいいものが届けられるよう準備期間とさせていただきます。予約でのご来店はいつも通り大丈夫ですので、ふらっと立ち寄る前にご連絡いただければと思います。

 さて、祖母の宮脇綾子ですが、戦争が終わり防空壕を出たり入ったりする時間が必要なくなった、それで自分は何をしたいのだと考えたときに、尊敬する夫のような美しいものを作りたい、身近にあるもので、でも誰の真似でもなく自分らしく、と思いつき始めたのが創作のアプリケです。

 その後50年に渡り創作活動を続けました。長い活動の中、その没後もそうですが、国内でも多くの展覧会を行い、愛知県周辺を中心に多くの美術館に彼女の作品が所蔵されています。それと同時に、たくさんの未公開作品も作品庫に眠っていました。このままの状態で置いておくよりも、欲しいと思ってくださる方の手に渡るほうが作品としては幸せなのではないかと考えました。綾子がずっと大事にして、いつか作品にと仕舞ってあった布の数々。ハサミの跡が残る布も数多くありました。そういったものも少しずつ皆様の手にお渡しできればいいなと思っています。
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トップ画像の作品の制作風景です。優しかった祖母の口調を思い出しますが、今回のパリ展も喜んでくれると信じて。

Exposition Ayako MIYAWAKI
24 JAN - 3 Feb MUJI store Forum des Halle Paris

Galerie Freceric Moisan 72 rue Mazarine 75006 Paris

詳細はまた。

# by pointcinq | 2018-12-11 12:48 | お知らせ | Comments(0)